【市況】
GW明けて需要が落ち着いてくるので、生鮮品は買いやすい価格になってくるかと思います。
週末11日から13日にかけて北日本を中心に広範囲で時化が入るので、13日以降の入荷は少しタイトになるかもしれません。
需要は完全に初夏の需要に切り替わり、夏の商材も出始めてきました。
【季節のおすすめ商材】
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ウニ…GW前までは全体にだぶつき気味で過去数年例にないような低相場でしたが、予想通りGW明けて原料の搬入がなかったため、一気に品薄ムードになって価格上がってきております。少ないながら確保頑張ってます。注文はお早めに!
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ホタルイカ…過去数年で一番の当たり年となっており、浜はてんやわんやの状況です。シーズン前半としては異例の低相場で推移しており、今年はとにかく
ホタルイカが激推しです!
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カツオ…初
鰹最盛期!状態もよく、もっちりした初
鰹らしい身が味わえます。勝浦や御前崎などを中心に入荷中!
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マアジ…
アジの旬の時期になってきました!年中旨い魚ですが、ここから初夏の間が
マアジの旬で脂ある個体も多くなってきます。なめろうやタタキは初夏の味としてたまりません!
●国産
サーモン…国産
サーモン最盛期!毎年人気の
佐渡荒海サーモンもスタートしました!鮮度良く、価格も安くて安定しており、国産が出てくる時期は輸入よりもオススメです!
●天然
フグ…
マフグの水揚げが徐々に始まり、これから各地でスポット的に
ゴマフグ、
ヒガンフグ、
ショウサイフグなどが水揚げされ、養殖の
トラフグからするとかなりお安く仕入れ可能です!
マフグや
ゴマフグは
白子も美味!春から初夏のメニューにご検討ください。
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サワラ…瀬戸内の流し網、バッシャ漁も始まり、水揚げ一気に増えています。晩秋から冬の
サワラに比べ脂
のりはやや落ちますが、真子や
白子は美味しい魚で、特に真子はカラスミとして製造可能です。
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マツカワガレイ…
カレイの王様
マツカワガレイ!初夏~夏場の白身の選択肢として、今年は特に注力して北海道からの入荷増やしてます。価格もだいぶ使いやすいので、上質白身の1品として是非!
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サクラマス…この時期「板
マス」と呼ばれる体高の広いずんぐりした
サクラマスも入荷してきます。全体的にも脂
のり良い個体が多く、季節替わりで相場も下がっているのでこの時期の生
サクラマスはオススメです!
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牡蠣…三陸の
真牡蠣が身質ピークの時期に入りました。西の
牡蠣に比べると身入りばらつきある三陸の
牡蠣ですが、産卵期前のこの時期はハズレ率低いです。サイズ大きくて価格も安いので、今一番オススメは三陸です!
●天然生
ミナミマグロ…今売れています!
本マグロにも負けない旨さですが価格は安め!南半球は今が晩秋にあたるので、脂
のりも良好です。この時期の生
マグロで一押し!
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スズキ…状態良くなってきました!この時期特にオススメは気仙沼や福島の三陸勢。夏場は高相場になりますが、まだ価格も上がって来る前なので脂乗った
スズキがまだ安めに使えます!
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イサキ…いよいよ
イサキの本番突入!西の
イサキを中心に状態良いもの増えています!塩焼きはもちろん、皮目を炙った焼霜造りが最高!ミョウガや新玉ねぎがよく合います。
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アユ…昨年からの琵琶湖の稚
鮎大不漁の影響で、養殖
アユが過去に無いほどの品薄になっております。それにより冷凍
アユも非常に少なくなっており、今年は
アユの供給が危ぶまれております。
【バイヤーイチオシ商品】
●生食用むき
牡蠣(無水)浜市〈本田水産〉…西のむき
牡蠣の入荷ほぼ終わってしまいましたが、宮城は4月いっぱいくらいまで入荷あります!浜市は宮城有数の漁場で海の養分が多いため身の痩せがなく、きりっとしつつ濃い旨味と甘味があります。
●養殖
ブリ真子…激推し!実は
ブリの真子(卵)はカラスミ原料として使用できます。特に養殖の
ブリは血抜きされているので血が少なく、カラスミとして仕込みやすいのが魅力!今年は
ボラ子が非常に少なかったので、代わりのカラスミ原料として追加仕込み
いかがでしょうか?
●活〆
佐渡荒海サーモン(養殖
ギンザケ)…国産
サーモンの中でも特にイチオシの1品!鮮度感よく、
サーモンの中では魚らしい旨味がしっかり乗っているのが特長です。