フルーツ魚の特徴や種類について

フルーツ魚とは

柑橘類の果実を餌に混ぜて育てられた養殖魚のこと。抗酸化作用の成分が含まれるため、養殖魚特有の臭みや傷みを抑えられる効果があります。よくフルーツの香りがすると思われがちですが、ブランドによって香りのないものもあり、生産方法や、出荷時の形態・提供までの時間も香りの強さや有無に影響します。

西日本を中心に、さまざまなフルーツ魚が養殖されています

現在は西日本を中心にゆず、かぼす、みかん、すだち、レモン等柑橘類に加え、ぶどうやオリーブを飼料に混ぜた魚が養殖されています。魚ポチでも取り扱いが一部ありますので、メニュー化をご検討の方は、お気軽にお問い合わせください!

みかん鯛
産地:愛媛県
特徴:抗菌化作用のあるみかん果皮を餌に配合しています。身からほんのりとさわやかな柑橘の香りが楽しめます。

すだち鮎(養殖アユ)
産地:徳島県
特徴:すだちエキスを使用したエサを与え育てた鮎です。鮎特有の臭みが抑えられており、刺身にも焼きにも最適です。

すだちブリ
産地:徳島県
特徴:徳島特産のスダチを餌に混ぜ、かすかにスダチが香るブリです。一般の養殖ブリよりビタミンEが多く含まれているといわれ、ビタミンEの抗酸化作用により、色変わりが遅いのが特徴。さっぱりと食べやすいです。

かぼすブリ
産地:大分県
特徴:餌に大分特産のカボスを混ぜ込み、身からほのかにカボスの香りがします。
刺身はもちろん、しゃぶしゃぶにも!

広島レモンサーモン(養殖ニジマス)
産地:広島県
特徴:出荷前に広島特産のレモンを餌に与えたものです。身は赤オレンジのような鮮やかな色。レモンの味はあまり感じませんが、養殖っぽさや脂っぽくなく食べやすいです。カルパッチョなどソース類で食べたり、塩で食べるのもオススメ。

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